きよら矯正歯科の治療方針02
むし歯予防
一人一人の患者様に合った
「むし歯予防プログラム」で
矯正治療中の歯をむし歯から守ります
矯正治療中は、どうしてもむし歯リスクが高まります。一人一人むし歯になる原因が異なるため、唾液検査で唾液の量や質を検査、食生活のチェックを行います。むし歯になりやすい原因を明確にし、一人一人に合ったむし歯予防プログラムをご提供します。
ワイヤー矯正の場合は、ブラケットと言われる装置にワイヤーを固定します。そのため矯正治療を行っていない時と同じようなケア方法では、装置と歯の間の磨き残しや、歯と歯の間に食べかすなどが溜まってしまい、むし歯になりやすくなります。
きよら矯正歯科では、矯正治療中にむし歯にさせないために「むし歯予防プログラム」でお口の中の管理を行うことも特徴の一つとしています。きよら矯正歯科の患者様には矯正が終わった後に、「むし歯予防の良い習慣を身につける」「自分の歯をもっと好きになれる」ようにむし歯予防プログラムを行います。
矯正治療を始める前に、全ての患者様に唾液検査を行います。一人一人、唾液の量や質が違うためむし歯のなりやすさも違います。「甘い物をたくさん食べたり、しっかりケアをしなくてもむし歯になりにくい人」「丁寧にケアをしているのにむし歯になりやすい人」がいるのは唾液が関係しています。
まずは、患者様にご自身のむし歯のリスクを知っていただきます。
唾液の「酸性度」と「緩衝能」を調べます。唾液の酸性度が高い場合、むし歯のリスクが高くなります。また、むし歯菌や酸を中和する機能である「緩衝能」の働きが弱い場合も、むし歯のリスクが高まります。
むし歯の原因となるミュータンス菌とラクトバチラス菌などのむし歯菌の量を調べます。菌の量が多い人ほどむし歯のリスクが高くなります。
食生活はむし歯のなりやすさに影響します。
食べ物や飲み物に含まれる糖質、特にお砂糖はミュータンス菌の好物で、糖質を食べて酸を作り出します。
間食が多い人は、お口の中が酸にさらされる時間が長いためむし歯リスクが上がります。甘い飲料をだらだら飲んだり、飴をなめることは特に要注意です。
むし歯リスクが高い人には「フッ素濃度の高い歯磨き粉を使用してもらう」、歯垢が多い人には「染め出しのジェルで磨き残しのチェックをしてもらう」、歯周病がある人には「歯間ブラシの使用方法をお伝えする」など、お家でのケア方法を患者様のリスクに合わせてご提案いたします。
矯正治療中は色々な
ケアグッズを使用します
通常、矯正装置の調整のみでしたら15〜30分程度のお時間で済みますが、きよら矯正歯科では約1時間かけて調整とむし歯予防を行っていきます。
矯正装置の調整時に、お家でのケアがしっかり出来ているかチェックします。染め出しジェルを使用し、赤く歯垢が残っているところを一緒に確認し、磨き方の指導を行います。
毎月繰り返すことで、歯磨きが上手になっていきます。
矯正装置の調整時には、お家でのケアでは取れない歯垢や歯石をクリーニングします。