子どもの矯正(小児矯正)|京都市(烏丸御池)の矯正歯科

矯正治療専門

月1回日曜診療

(9:00-12:00 / 13:00-16:30)

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子どもの矯正治療

子どもの頃にしかできない
成長を利用した矯正治療で
バランスの取れた美しい顔立ちへ

子どもの矯正治療には、基本的には、成長期にあごの骨の形を整える「Ⅰ期治療」と、永久歯が生え揃ってから歯並びを整える「Ⅱ期治療」に分けて治療を行います。

いつから矯正治療を開始する?
子どもの矯正治療開始のタイミング

きよら矯正歯科では、あごや骨格の成長に問題がみられない場合は、永久歯が生えてきた小学校1、2年生くらいから治療を開始します。これより早く始めても、早くに終わることはなく、治療結果に影響することもありません。焦らずにその子に合ったベストなタイミングで治療を開始することが大切です。

なぜ治療開始のタイミングが
早すぎても・遅すぎてもダメなの?

お子さまの成長は、女の子の場合11歳〜12歳頃、男の子の場合13歳〜14歳頃に成長のピークを迎え、成長は降下して18歳頃には成長が止まります。成長のピークを過ぎてしまうと、あごや骨格は形成されてしまうため、成長を利用した矯正治療はできません。
成長曲線が上昇する前の時期7、8歳の頃から、治療を開始していきます。

身長の伸びの変化

成長スパートの9-13歳までの間に、女の子は11歳ごろ、男の子は13歳ごろに成長率が伸びる

思春期の成長スパート開始年齢は人により4〜5歳異なります。
参考:平成12年乳幼児身体発育調査報告書(厚生労働省)及び平成12年度学校保健統計調査報告書

前歯の永久歯が生える前から早期に治療が必要なケース

子どもの矯正治療

乳歯列期

乳歯のみの時期

第Ⅰ期治療(早期治療)

混合列期

乳歯と永久歯が
混在して
いる、
生え変わり
の時期

第Ⅱ期治療(本格治療)

永久歯列期

第2大臼歯が永久歯に
生え変わって以降
の時期

1歳

3歳

6歳

12歳

目安と
なる年齢

一般的には、乳歯と永久歯が混在している混合歯列期にⅠ期治療を開始し、骨格バランスや歯列の土台を整えていきます。続いて、第2大臼歯が生えた永久歯列期にⅡ期治療を開始し、歯並びや噛み合わせを整えていきます。当院が行う子どもの矯正治療は、Ⅰ期治療〜Ⅱ期治療までトータルで行います。

成長を利用した矯正治療
Ⅰ期治療

Ⅰ期治療から矯正治療を行う6つのメリット

  • あごの正しい発育を促し、
    上下のバランスを整え、
    美しい顔立ちにする

    あごの成長期に合わせて、矯正治療を開始することで、正しい位置に成長を促すことが可能です。また、骨格のバランスも子どもの頃なら整えることもできるため、機能的に美しい顔立ちへ導きます。
    成長をコントロールするため、外科手術が必要なケースも減らすことができます。

  • 歯列を広げて、歯が並ぶ
    スペースを確保し将来的な
    抜歯治療のリスクを
    軽減する

    子どもの矯正では、歯が並ぶスペース(歯列の幅)を成長と共に広げることができます。大人の矯正治療(Ⅱ期治療)を想定して、必要な範囲まで広げることで、抜歯ケースを減らすことも可能です。

  • 永久歯の生え変わりを
    良い方向へ促す

    永久歯が異なったところから生えてくる(異所萌出)など、永久歯の生え変わりに問題がある場合、子どもの頃であればスペースを確保しながら正しい位置に成長を促すことができます。大人の矯正治療では、歯根の角度によっては動かすことが難しい場合もあります。

  • Ⅰ期治療で歯並びや
    骨格を改善しておくことで
    Ⅱ期治療が短期ですむ

    歯をキレイに並べられる土台をⅠ期治療で作ることで、Ⅱ期治療では難症例になりにくく、治療期間も短期間で終わるケースが多いです。

  • 指しゃぶりや舌癖などの
    悪習癖を
    改善する
    トレーニングが
    早期に開始できる

    指しゃぶり、舌癖、猫背などの悪習癖があると、治療後の歯並びの後戻りや口呼吸に繋がります。早期に悪習癖を改善するトレーニングを取り入れることで、本来の口腔機能を取り戻すことができます。

  • 呼吸や発音にも
    良い影響を
    与える場合がある

    歯列や骨格のバランスを良くすることで、口が閉じやすくなり、鼻呼吸を促します。鼻呼吸をすることで、頭を冷やして集中力を高める効果があります。
    歯並びを整えたり、口腔筋機能療法を行うことで、発音の改善にも繋がります。

Ⅰ期治療で使用する矯正装置

拡大装置
歯列を広げる装置

固定式装置
(取り外しできない装置)

上顎骨と歯列の拡大(主に歯体移動)

比較的短期間で上顎骨と歯列を広げるための装置です。中央のスクリューを回すことで、歯列を拡大し、狭窄歯列や叢生を改善します。

急速拡大装置

急速拡大装置

上下顎歯列の拡大(主に傾斜移動)

ワイヤーを歯列の内側に添わせて、上下顎の歯列を広げるための装置です。歯列の拡大をし狭窄歯列や叢生を改善します。

バイヘリックス(BH)

バイヘリックス(BH))

クワドヘリックス(QH)

クワドヘリックス(QH)

可撤式装置
(取り外しできる装置)

上下顎歯列の拡大(傾斜移動)

長期間使用し、弱い力でゆっくり歯列を広げます。上あごでは、顎骨の拡大が急速拡大装置より少なく、主に上下顎の歯列を広げる、取り外せる装置です。中央のスクリューを回すことで、歯列を拡大をし狭窄歯列や叢生を改善します。

拡大床

拡大床

お口周りの筋肉のバランスを整え
歯並びをよくする装置

歯列矯正用咬合誘導装置
(トレーナー、ムーシールド)

トレーナー

歯や顎骨に悪影響を与える舌や頬、唇の異常な筋の機能圧・緊張などを排除しながら、お口の周りの筋肉のバランスを整えることで、出っ歯(上顎前突)や受け口・反対咬合(下顎前突)、歯のガタガタ(叢生)、開咬など歯並びを良くしていくマウスピース型の矯正装置です。

トレーナー

あごや歯列に
力を与える装置

上顎前方牽引装置
(フェイシャルマスク)

フェイシャルマスク

お子さまの受け口・反対咬合
(下顎前突)の治療に使用する装置

受け口や反対咬合の原因は、上あごの成長が小さい場合と下あごが標準より前に成長しているなどの場合があります。フェイシャルマスクは特に、前者の場合に用います。骨格の成長が盛んな時期に、上あごの前方への成長を促進し、噛み合わせを改善していきます。

フェイシャルマスク

上顎顎外固定装置(ヘッドギア)

ヘッドギア

出っ歯(上顎前突)や上あごの大臼歯の
後方移動、抜歯治療の時に動かしたくない上顎の
大臼歯の固定などの治療に
使用する装置

出っ歯(上顎前突)の原因は、上顎が標準より成長が大きかったり、上顎の大臼歯が前方に位置している、下顎が後退しているなどの原因があります。ヘッドギアは上顎の成長を抑制したり、上顎大臼歯を後方移動したり、抜歯治療の時に動かしたくない上顎の大臼歯を固定したりと様々な効果があり、上下の噛み合わせを改善していきます。

ヘッドギア

きよら矯正歯科では、お子さまの、
お口の状態や
協力度合いに合わせて、
装置を選んでいきます。
お子さまに寄り添えるように、
多くの選択肢を
ご用意しております。

お子さまの口腔筋機能を
健全な発育へ促す
口腔筋機能療法

お子さまに
このような癖はありませんか?

  • 指しゃぶり
  • 舌突出癖
  • 口呼吸
  • 爪を噛む癖
  • 舌の位置
  • 頬づえ、
    猫背などの
    悪い姿勢
  • 寝るときの
    姿勢の癖(態癖)

このような癖を放置していると

  • 開咬
  • 上顎前突
  • 下顎前突
  • 叢生
  • 狭窄歯列
  • 交叉咬合
  • あごの偏位

などの歯並びやあごに
影響することがあります

さらにせっかく矯正治療をしても「後戻り」して再び歯並びが悪くなる場合があります。
きよら矯正歯科では「口腔筋機能療法」で歯並びが悪くなる原因の根本から改善するようなトレーニングを行います。

笑顔の男の子

口腔筋機能療法とは?

笑顔の男の子

口腔筋機能療法とは
舌、口唇、頬、口の周りの筋肉のバランスを良くし、口腔機能(食べる/咀嚼、飲む込む/嚥下、発音、呼吸、舌の位置、口唇の位置、笑う)などの機能を改善する訓練方法です。

Ⅰ期治療の流れ

治療準備

初診相談

初診相談では、問診、口腔内や顔写真撮影、パノラマレントゲン撮影、姿勢の写真撮影などの簡単な検査を行い、大まかな矯正治療方法、費用、リスクなどをお話しします。

初診相談

精密検査
むし歯
リスク検査

矯正の治療計画のために、さらに精密な検査を行っていきます。上下の歯型採取、咬合採取、セファロレントゲン撮影(側貌、正貌)を行います。

検査の様子

診断

治療計画

矯正治療中の歯の動き方や、矯正治療後の歯並びや口元のバランスを事前に矯正専用のシミュレーションソフトを使用して治療計画を立てていきます。

矯正シミュレーションソフトによるデータ

むし歯
リスク診断

矯正治療中のむし歯リスクを下げるために、現状のお口の状態を調べます。唾液検査や問診など行い、患者様お一人お一人のむし歯予防プログラムを考えます。

お口の状態をチェック

治療開始

矯正装置
の装着

お子さまに合った矯正装置を装着していきます。注意事項や痛みについて、食生活、ブラッシング指導などをお伝えしていきます。

装置を装着

定期的な
調整

来院間隔は1〜2ヶ月に1回程度。定期的に調整をして、歯並びや噛み合わせをチェックしていきます。
またむし歯予防のために、磨き残しチェックやクリーニングを行います。
歯磨き指導と並行して、舌の癖のトレーニングを行う場合があります。

お口の状態をチェック

再評価

Ⅱ期治療開始前、もしくは予定の治療段階が終了したり、新たな治療方針の検討が必要な場合、長期間経過観察を行い、口腔内の状態に変化が見られる場合などに資料採得を行います。

以下の中から
必要な資料を採ります。

  • レントゲン写真
    (パノラマ・側貌・正貌)
  • 歯型取り(上下)
  • 噛み合わせ
  • 口・顔・姿勢の写真

子供の歯を見る衛生士

再診断

リテーナーの状態、噛み合わせの状態を、定期的にチェックしていきます。

リテーナーチェック

Ⅱ期治療へ

歯並びや噛み合わせを
整える矯正治療

Ⅱ期治療

歯を見せて笑う女の子

Ⅰ期治療を行ったお子さまのあごの成長発育がほぼ終わり、永久歯に生え揃ってからの治療をⅡ期治療と呼びます。基本的には成人の方と同じ治療となります。生え揃った永久歯をそれぞれ移動させて、歯列をキレイに整え、正しく美しい歯並びを完成させます。
Ⅰ期治療から矯正治療を開始しておくことで、ほとんどの場合大きな問題は解決されているため、Ⅱ期の治療期間が短縮されたり、抜歯治療や外科的矯正治療のリスクも軽減される場合もあります。

このような歯並びで
お悩みはございませんか?

きよら矯正歯科では、患者様の歯並びの状況に合わせた矯正治療を行います。外科的な矯正治療が必要な場合を除き、全てのケースに対応できます。歯並び・噛み合わせでお悩みの方は、ご相談下さい。

矯正治療について
知りたい方

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無料矯正教室では、矯正治療についての疑問や不安について矯正専門医がお答えします。
また、きよら矯正歯科の矯正治療についてもご説明しますので、クリニック選びで迷われている方も、是非ご参加下さい。 お口の中は拝見しない
ため、親御さんのみの
参加も可能です。

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初診相談の内容

問診

口腔内写真・顔写真撮影や
姿勢の写真、パノラマレントゲン撮影など簡単な検査を行い、大まかな矯正治療方法、費用、リスクなどをお話しします。

初診料2,200
(兄弟・紹介の場合は1,100円)

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